日経ジャスダック平均は3日続伸、投資家心理も改善

日経ジャスダック平均株価も3日続伸した。終値は前日比10円20銭高い3994円79銭だった。
ジャスダック平均は続伸してスタート。直後に戻り待ちの売りで一時下落に転じたものの、東証1部の主力株が大幅高となるなか投資家心理も改善し、即座にプラス圏に再浮上。引けにかけて上げ幅をじりじり拡げる動きとなった。前日に日経平均が月末株安アノマリーを12カ月ぶりに破ったほか、国内の新型コロナ感染がピークアウトの兆しを見せていること、衆院選に向けた政策期待などから投資家心理は大きく改善している。
ただ、東証1部主体の相場展開だったため、新興市場の上昇は限定的となり、代表銘柄で構成されるJASDAQ-TOP20などは反落に終わっている。
CAICAやフェローテク、出前館が上昇した。半面、マクドナルドやウエストHDは下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で587億円、売買高は9778万株だった。
値上がり銘柄数は329、値下がり銘柄数は266となった。
 
個別では、ケアサービス、フィスコ、トミタ電機がストップ高。ネクスグループは一時ストップ高と値を飛ばした。協和日成、石光商事、東和フードサービス、三ッ星、イハラサイエンスなど11銘柄は年初来高値を更新。CAICA、アピリッツ、イボキン、スパンクリートコーポレーション、AKIBAホールディングスが買われた。
 
一方、クリエイト、三栄コーポレーション、銀座山形屋、豊トラスティ証券、サトー商会が年初来安値を更新。太洋物産、京極運輸商事、ウエストホールディングス、ハマイ、REXTが売られた。

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