日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比23円92銭高い3832円31銭だった。前日の米国株高や円安進行など外部環境の好転を背景に、買い優勢となっている。
好材料を発表した銘柄が買われたほか、日経平均株価の急伸を受けた投資家心理の改善で主力銘柄にも買いが入り、指数を押し上げた。
ワークマンやリプロセル、オーデリックが上昇した。一方で中京医薬や重松製、興研など、新型肺炎の感染拡大で製品需要が増えるとの思惑から一時買いを集めていた銘柄が軒並み安となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で378億円、売買高は7281万株。
値上がり銘柄数は441、値下がり銘柄数は150となった。
個別では、クリエアナブキがストップ高。セーラー広告、アマガサ、日本パレットプール、ヤマト・インダストリーは一時ストップ高と値を飛ばした。燦キャピタルマネージメント、佐藤食品工業、パシフィックシステム、岡山製紙、イハラサイエンスなど17銘柄は昨年来高値を更新。アバールデータ、ニューテック、ミナトホールディングス、大日光・エンジニアリング、オーデリックが買われた。
一方、応用技術が一時ストップ安と急落した。オンキヨー、植松商会は昨年来安値を更新。中京医薬品、重松製作所、興研、ザインエレクトロニクス、ケアサービスが売られた。
目次
