日経ジャスダック平均は3日続伸、投資家心理が改善

日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比2円44銭高い3818円82銭だった。日経平均株価がおよそ8カ月ぶりに2万4000円台を回復するなかで、投資家心理が改善。
このところの一本調子の上昇に対する反動から利益確定売りが先行した。ただ、中国株価の堅調や時間外取引での米国株価指数先物の値上がり、これを受けて日経平均が終値ベースで1月23日以来約8カ月ぶりに24000円台を回復するなど外部環境の好調さが続いていることから次第に押し目を拾う動きもみられ、引けにかけてプラス圏を回復し、小幅ながら3日続伸となった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で648億円、売買高は9242万株だった。
値上がり銘柄数は359(スタンダード331、グロース28)、値下がり銘柄数は256(スタンダード248、グロース8)、変わらずは52(スタンダード51、グロース1)。
 
個別では,エヌアイデイ、インフォコム、メイコー、サトー商会が年初来高値を更新。フォーバル・リアルストレート、SYSホールディングス、太洋物産、CBグループマネジメント、ビジョナリーホールディングスが買われた。
 
一方、佐藤渡辺、岩塚製菓、東北新社、極楽湯ホールディングス、カネ美食品など15銘柄が年初来安値を更新。ユニバーサルエンターテインメント、ワットマン、地域新聞社、ブロードバンドタワー、マサルが売られた。
 
東証ジャスダック市場に26日上場したBBSecは買い注文が集まり、取引が成立しなかった。気配値は公募・売り出し価格(公開価格、750円)の2.3倍にあたる1725円に切り上げた。

 

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