日経ジャスダック平均株価は3日続伸し、前日比12円60銭高い3995円20銭で終えた。
7日の米株式相場が上昇し、投資家心理が改善。精密減速機メーカーのハーモニックや人材派遣のエンジャパンなど時価総額の大きい銘柄を中心につれ高した。
マザーズ、ジャスダック両市場ともに売買代金が前日に比べて増えており、東証1部の値動きの軽い銘柄に移っていた個人の資金が新興市場に戻り始めていた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で540億円、売買高は9279万株だった。
値上がり銘柄数は383、値下がり銘柄数は261となった。
個別では、麻生フオームクリート、太陽工機がストップ高。ミサワホーム中国、湖池屋、エスプール、佐藤食品工業、パピレスなど15銘柄は年初来高値を更新。ナガオカ、新日本建物、Mipox、ヤマザキ、小僧寿しが買われた。
一方、エムケイシステムが一時ストップ安と急落した。AFC-HDアムスライフサイエンス、ニッポン高度紙工業、ラクオリア創薬、日本興業、エヌリンクスなど8銘柄は年初来安値を更新。ディーエムエス、ネクスグループ、プロパスト、東北化学薬品、シイエム・シイが売られた。
