日経ジャスダック平均は3日続伸、年初来高値更新

 
日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比7円70銭高の3970円23銭だった。連日で年初来高値を更新し、2018年6月以来およそ3年ぶりの高値水準となった。新型コロナウイルスのワクチン普及期待で買いが優勢だった。
日経JASDAQ平均は反落してスタート。直後に切り返してからは大引けまでプラス圏での推移となったが、総じて上値は重たかった。
シンバイオ、サン電子などが買われた。デジタル資産の複製を困難にする「非代替性トークン(NFT)」事業参入を目的とした共同出資の子会社を設立すると発表したGMO-FHも上げた。半面、ワークマン、ユタカ技研が下げた。
 
今回のFOMCが、波乱なしで通過することがコンセンサスとなりつつある中、投資家は思った以上に強気で構えているようだ。予想通り波乱なくイベントを通過できれば、日経ジャスダック平均の上昇トレンドは続いていきそうだ。
売買代金は概算で492億円、売買高は6084万株だった。値上がり銘柄数は301、値下がり銘柄数は277となった。
 
個別ではニックスが一時ストップ高と値を飛ばした。シイエム・シイ、B-R サーティワンアイスクリーム、石光商事、テクノアルファ、応用技術など14銘柄は年初来高値を更新。アースインフィニティ、オプトエレクトロニクス、山王、イボキン、メディカル一光グループが買われた。
 
 一方、エムケイシステム、田中化学研究所、テンダ、ハーバー研究所、スーパーツールなど8銘柄が年初来安値を更新。サンオータス、大阪油化工業、倉元製作所、ユタカ技研、ユーラシア旅行社が売られた。
 

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