日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比3円42銭高い3757円43銭となった。米中貿易摩擦の先行き懸念の後退で東証1部の主力銘柄が上昇し、個人投資家の心理が上向いた。
新興市場でもワークマンなど業績が堅調な銘柄への物色が目立った。ビジョナリーやDWTI、リーダー電子が上昇した。
ジャスダック市場はマザーズ市場と比較して製造業系の収益基盤の強固な銘柄が多く、中長期保有でも安心感のある銘柄が数多く存在していることが個人投資家のニーズを捉えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で405億円、売買高は4130万株。値上がり銘柄数は303、値下がり銘柄数は274となった。
個別では、ホーブがストップ高。大井電気、タツミ、オービスは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、シード平和、太洋基礎工業、大成温調、香陵住販など33銘柄は年初来高値を更新。ビジョナリーホールディングス、ぱど、ダイヤ通商、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、リーダー電子が買われた。
一方、中京医薬品、テーオーホールディングスが年初来安値を更新。ウチダエスコ、AKIBAホールディングス、多摩川ホールディングス、セレスポ、シンクレイヤが売られた。
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