日経ジャスダック平均は3日続伸、好材料銘柄を買う

日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比34円17銭高い2955円99銭だった。
新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感と収束に向けた兆しに対する期待感が交錯するなか、もみ合い展開が続いた。こうしたなか、好材料の出た銘柄を中心に値を上げる銘柄が目立った。また、短期的な値動きに着目する個人投資家は、個別の好材料などに反応して買いを入れた。
緊急事態宣言が実際に発動されたことで、「投資家は宣言が解除された後に値上がりが期待できる銘柄を選別し買いに動いている」との見方があった。
 
新型コロナ感染が広がった3月でも既存店の売り上げへの悪影響が相対的に軽微だったワークマンやマクドナルド、セリアが上昇した。半面、コックスやユニバーサルに加え、新型コロナ関連銘柄として物色されていた中京医薬は下落した。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で423億円、売買高は1億538万株だった。
値上がり銘柄数は489、値下がり銘柄数は134となった。
 
個別では、ホーブ、買取王国、テリロジー、大谷工業、コーユーレンティアなど7銘柄がストップ高。コックスは一時ストップ高と値を飛ばした。出前館、ズームは年初来高値を更新。中央化学、ニューテック、ソレキア、ビジョナリーホールディングス、ラックが買われた。
 
一方、トシン・グループ、オーケー食品工業、中野冷機、桂川電機、ダイヤ通商など8銘柄が年初来安値を更新。APAMAN、太洋工業、日本色材工業研究所、中京医薬品、グッドライフカンパニーが売られた。
 

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