日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前週末比8円12銭高い3438円11銭だった。今週から本格化する主要企業の4-9月期決算を前に、業績底入れ期待を背景とした底堅さが引き続き見られた。こうした中、日経平均が年初来高値圏での推移を見せたことなどが安心感につながり、ジャスダック市場にも買い気が波及した。
22日が休場となるため売買見送りムードが強かったものの、売買材料が出た銘柄やテーマ性のある銘柄が物色された。
ジャスダック市場の売買代金は概算で518億円、売買高は7250万株だった。
値上がり銘柄数は369、値下がり銘柄数は234となった。
個別では、プロパスト、栄電子がストップ高。Mipoxは一時ストップ高と値を飛ばした。SHINWA Wise Holdings、システム・ロケーション、シンデン・ハイテックス、東洋合成工業、ニューフレアテクノロジーなど14銘柄は年初来高値を更新。内外テック、メディシノバ・インク、YKT、テセック、芝浦電子が買われた。
一方、テーオーホールディングスがストップ安。夢の街創造委員会、東邦レマック、東京貴宝、大塚家具、山陽百貨店など6銘柄は年初来安値を更新。ホーブ、フジタコーポレーション、リバーエレテック、アミファ、エッチ・ケー・エスが売られた。
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