日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前週末比14円13銭高い4004円44銭となった。2022年3月期の連結純利益予想を上方修正したフェローテクが上場来高値を付けた。アンビスHDやシライ電子が上昇した。半面、Mipoxやハーモニック、フルヤ金属は下落した。
主力企業の7-9月期決算は前週末で一巡し、今後はさらに材料難となる。米株高の上値追いなど外部環境からの支援要因がない限り、独自の株高要因に事欠くだろう。
ジャスダック市場の売買代金は概算で518億円、売買高は4431万株。値上がり銘柄数は286、値下がり銘柄数は295となった。
個別では、湖池屋、WDI、日本一ソフトウェア、ユニバーサル園芸社、シライ電子工業など14銘柄が年初来高値を更新。トミタ、内外テック、プロルート丸光、フェローテックホールディングス、Speeeが買われた。
一方、クルーズ、出前館、セキュアヴェイル、大木ヘルスケアホールディングス、菊池製作所など27銘柄が年初来安値を更新。テイン、セルム、アサカ理研、リバーエレテック、Mipoxが売られた。
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