日経ジャスダック平均は3日続伸、好材料の出た銘柄に買い

日経ジャスダック平均株価は続伸し、午前終値は同9円41銭高の2931円23銭だった。
前日の米株市場が軟調な動きだったことや、国内で緊急事態宣言が出されたことなどを受け、内需の落ち込みに対する警戒のなか明確な買い材料に乏しい相場環境のなかで、値上がり益を狙う個人投資家は、好材料の出た銘柄に買いを入れた。
新型コロナウイルスの感染拡大の悪影響を比較的受けにくいと見られているワークマンやマクドナルドなどにも買いが集まった。
一方、政府が7日に緊急事態宣言を発令したことで休業に踏み切る企業が相次ぎ、企業業績が下振れるとの懸念は根強かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で210億円、売買高は5409万株。
値上がり銘柄数は320、値下がり銘柄数は238となった。
 
個別では、ホーブがストップ高。中央化学、コックスは一時ストップ高と値を飛ばした。出前館、ズームは年初来高値を更新。テリロジー、ホテル、ニューグランド、MICS化学、ラック、ベクターが買われた。
 
一方、オーケー食品工業、中野冷機、清和中央ホールディングス、ジーエフシー、銀座山形屋が年初来安値を更新。APAMAN、サン電子、ジェクシード、グッドライフカンパニー、ユニバーサルエンターテインメントが売られた。

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