日経ジャスダック平均は3日続伸、堅調展開

日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比25円88銭高い3839円37銭だった。堅調な展開となった米株市場を素直に好感し、ジャスダック平均は上昇してスタートした。その後もじりじりと上げ幅を拡げ、後場に日経平均株価が上げ幅を拡げるとジャスダック平均も連れ高に、終日プラス圏での推移で高値引けとなった。
前日までに大幅上昇したマザーズ指数は、利食い売りや手じまい売りが先行してマイナス圏での推移に、日経平均株価も上値の重い展開となる中、直近戻りの鈍かったジャスダック銘柄に物色が向かった。ただ、「新興市場の主役である個人投資家も年末で手じまっている」といい、ともに小幅な値動きだった。
フェローテク、田中化研が上げた。一方、ハーモニック、セリアが下げた。
新規上場銘柄のうち三和油化は公開価格を上回り、クルーバーは下回った。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で561億円、売買高は6387万株だった。
値上がり銘柄数は332、値下がり銘柄数は264となった。
 
個別ではウェッジホールディングス、三和油化工業、カルナバイオサイエンスがストップ高。ラクオリア創薬は一時ストップ高と値を飛ばした。大本組、イオン九州、木徳神糧、トシン・グループ、スリー・ディー・マトリックスは年初来高値を更新。サンオータス、KeyHolder、鉱研工業、SEMITEC、プラコーが買われた。
 
一方、マサル、シダー、イーサポートリンク、セリア、菊池製作所など41銘柄が年初来安値を更新。SIホールディングス、植松商会、日本色材工業研究所、ULSグループ、中京医薬品が売られた。

 

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