日経ジャスダック平均株価も3日続伸した。終値は前日比26円86銭高い3840円12銭だった。日経平均株価が堅調に推移し、新興銘柄にも物色が向かった。
米株安を受け、日経平均株価やTOPIXは下落して寄り付いたが、ジャスダック平均は堅調なスタートを切った。前日と同様、東証1部の主力株を積極的に手掛けにくいなか、短期的な物色がマザーズ市場含め、ジャスダック市場など新興市場に向かった形だ。その後、日経平均も切り返して2万8000円水準での底堅さをみせるにつれ、個人投資家心理も改善したようだ。結局、ジャスダック平均は大引けまでじりじりと上げ幅を拡げる動きが続いた。
Tホライゾンやフェローテク、テセックが上昇した。半面、マクドナルドや出前館が下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で489億円、売買高は6527万株だった。
値上がり銘柄数は405、値下がり銘柄数は206となった。
個別では、テセックが一時ストップ高と値を飛ばした。シンクレイヤ、東北新社、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、システムズ・デザイン、光ビジネスフォームなど16銘柄は年初来高値を更新。日本色材工業研究所、小田原エンジニアリング、システム・ロケーション、ULSグループ、グラファイトデザインが買われた。
一方、エフティグループ、白鳩、大木ヘルスケアホールディングス、横田製作所、エスケーエレクトロニクスなど7銘柄が年初来安値を更新。CAICA、Nexus Bank、ホロン、エブレン、ヤマト・インダストリーが売られた。
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