日経ジャスダック平均は3日続伸、中小型株物色

日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比13円17銭高い3596円51銭となった。日経平均は高値圏でのこう着の中、資金の逃げ足は速いものの、目先的には中小型株にシフトしやすいだろう。足元までの株高をけん引してきた東証1部のハイテク関連株に対し、内需株中心の新興銘柄には引き続き出遅れ感が強いとの見方から買いが優勢だった。
米主要株価指数が18日も過去最高値を更新するなど、全体の株高基調が崩れていない点も投資家心理を支えている。
ジャスダック市場の売買代金は概算で361億円と前日の同時点(282億円)を上回っている。売買高は8165万株。値上がり銘柄数は304、値下がり銘柄数は258となった。
 
個別では、栄電子がストップ高。ワイエスフード、トレードワークスは一時ストップ高と値を飛ばした。シンクレイヤ、常磐開発、大成温調、日本サード・パーティ、アズマハウスなど19銘柄は年初来高値を更新。AKIBAホールディングス、新潟放送、シグマ光機、nms ホールディングス、日本色材工業研究所が買われた。
 
一方、中京医薬品が年初来安値を更新。レカム、新都ホールディングス、トレイダーズホールディングス、多摩川ホールディングス、アンドールが売られた。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次