日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。前引けは前日比8円67銭高い3735円89銭だった。
外国為替市場での円安・ドル高の進行を受けて日経平均株価が堅調に推移し、投資家心理が改善した。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演などを日本時間の今夜半に控えて様子見ムードは根強かったが、新興市場でもテーマ性の高い銘柄などが物色された。
ジャスダック市場の売買代金は概算で252億円、売買高は4615万株。値上がり銘柄数は357、値下がり銘柄数は210となった。
個別では、YKTがストップ高。ストライダーズは一時ストップ高と値を飛ばした。エフティグループ、コスモ・バイオ、GMOペパボ、ブロードバンドタワー、クレステックなど6銘柄は年初来高値を更新。レイ、キャピタル・アセット・プランニング、ベクター、ポエック、ワイエスフードが買われた。
一方、ハリマビステムがストップ安。ケア21、システム・ロケーション、イーサポートリンク、スーパーバリュー、東武住販など13銘柄は年初来安値を更新。JALCOホールディングス、新都ホールディングス、共同ピーアール、リバーエレテック、ハーモニック・ドライブ・システムズが売られた。
