日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比7円25銭安い3680円36銭だった。
米国市場が下落したことや、マザーズ先物が軟調なスタートとなったことから、個人投資家の投資心理が悪化し、ジャスダック平均は反落でスタートした。寄り付き後は、巣籠り関連で時価総額が上位の日本マクドナルドなど時価総額上位の一角が上昇したことから、ジャスダック平均は一時、プラスに転じる場面があった。しかし、時価総額上位であるハーモニックドライブやセリアが下げ幅を拡大したことが重しとなり、ジャスダック平均はマイナス圏で取引を終了した。EV関連銘柄も過熱感への警戒から下げた。
田中化研や高度紙、東洋合成などが下落した。半面、マクドナルドやウエストHDなどは上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で738億円、売買高は1億6381万株だった。値上がり銘柄数は256、値下がり銘柄数は354となった。
個別では、まぐまぐ、Speee、グラフィコ、ジオコード、日本銀行が年初来安値を更新。アースインフィニティ、小田原エンジニアリング、アスコット、不二硝子、ユーラシア旅行社が売られた。
一方、ドーン、大谷工業、オーネックス、極東産機がストップ高。ニックス、ヒーハイスト、タツミ、IMVは一時ストップ高と値を飛ばした。ニッポン高度紙工業、田中化学研究所、アサカ理研、不二精機、アンビスホールディングスなど6銘柄は年初来高値を更新。ワイエスフード、ソレキア、イワブチ、八千代工業、ゼネテックが買われた。
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