日経ジャスダック平均は3日ぶり反落、買い手控え

日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比14円03銭安い3707円29銭だった。新型コロナウイルスの感染拡大への警戒から投資家心理が弱気に傾き、新興市場の景気敏感株や、時価総額の大きい銘柄の一角に売りが出た。
出前館や不二精機、マクドナルドが下落した。半面、2020年5~10月期の連結最終損益が黒字に転換すると明らかにしたビジョナリーが買われたほか、ドーンや細火工は上昇した。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で661億円、売買高は1億5319万株だった。
値上がり銘柄数は240、値下がり銘柄数は367となった。
 
個別では、MITホールディングス、システム ディ、グッドライフカンパニー、ジオコード、放電精密加工研究所が売られた。
 
一方、極東産機、サンオータスがストップ高。クリエアナブキは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、藤田エンジニアリング、ドーン、出前館、テクノアルファなど13銘柄は年初来高値を更新。ビジョナリーホールディングス、細谷火工、スーパーバリュー、タツミ、オービスが買われた。

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