日経ジャスダック平均は3日ぶり反落、税金対策の売り

日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。終値は前週末比1円10銭安い3757円33銭だった。
海外投資家がクリスマス休暇に入っており、積極的に上値を買い上がる雰囲気にはなっておらず、日経平均が上げ幅を縮めると、ジャスダック市場も模様眺めムードが強まり、個別材料株中心の売買にとどまっていた。
株主優待狙いの買いなどが入ったマクドナルドは上昇し、売買代金はおよそ半年ぶりの高水準となった。一方、カルナバイオなど材料が出た銘柄が後場に下げ幅を広げ、指数を押し下げた。「足元で上昇基調にあった銘柄には、年末の税金対策の売りが出た」との声もあった。
買いは「直近の新規公開銘柄や、優待に魅力があり個人の人気を集めたマクドナルドなどに限られた」という。

ジャスダック市場の売買代金は概算で541億円、売買高は6727万株だった。値上がり銘柄数は250、値下がり銘柄数は381となった。
 
個別では、FHTホールディングス、中京医薬品、ゲームカード・ジョイコホールディングス、GFA、サカイホールディングスなど6銘柄が年初来安値を更新。カルナバイオサイエンス、ケイブ、SHINWA Wise Holdings、ダイヤ通商、ホーブが売られた。
 
一方、ネクストジェン、豊商事、日本ロジテム、ソレキアがストップ高。佐藤渡辺、大成温調、ジェーシー・コムサ、グッドライフカンパニー、ユニリタなど25銘柄は年初来高値を更新。ナビタス、ぱど、テセック、チエル、SIホールディングスが買われた。
 

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