日経ジャスダック平均は3日ぶり反落、方向感なくやや売り優勢

日経ジャスダック平均は3日ぶり反落した。前日比2円47銭安い3330円10銭だった。
前日の米国株高や日経平均の底堅さを映して、前日に引き続き買い戻しの動きが先行した。ただ、為替市場では、1ドル=108円台前半で高止まりしているほか、米国の通商政策の行方も気掛かりとあって、積極的に上値を買い上がる雰囲気にはなく、全般は狭い値幅でのもみ合い展開にとどまると、引けにかけて売りに押された格好だ。材料のある銘柄には引き続き個人マネーの流入は続いており、低位株中心に値を上げる銘柄が増加していた。
 
市場からは「値動きが派手な銘柄は多いが、中長期的な視点で買う投資家は少ない」との声が聞かれた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で384億円、売買高は7558万株だった。
値上がり銘柄数は279、値下がり銘柄数は305となった。

 
ジャスダック市場の売買代金は概算で384億円、売買高は7558万株だった。
値上がり銘柄数は279、値下がり銘柄数は305となった。
 
個別では、ヒューマンホールディングス、セリア、ナビタス、小倉クラッチ、ムロコーポレーションなど12銘柄が年初来安値を更新した。メディシノバ・インク、フジタコーポレーション、ダイヤ通商、ヒビノ、SEMITECが売られた。
 
一方、ジェイホールディングス、ネクストジェンが一時ストップ高となった。バッファロー、アエリア、SYSホールディングス、イボキン、アサカ理研など11銘柄は年初来高値を更新した。日本精密、KYCOMホールディングス、ケイブ、イメージ ワン、ナガセが買われた。

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