日経ジャスダック平均は3日ぶり反落、投資家心理が下向き

日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比5円48銭安い3471円55銭だった。
米連邦準備理事会(FRB)が追加の金融緩和策の導入に前向きではないとの見方が広がったことで投資家心理が下向き、新興株にも売りが波及した。
米国市場が軟調に推移した流れで、個人投資家のリスクセンチメントが悪化しジャスダック平均は反落してスタートした。寄り付き付近は時価総額上位のハーモニックが堅調に推移して一時はプラスに転じる場面があったが、東証1部市場が下げ幅を拡大したことで、投資心理が悪化しジャスダック平均は再びマイナスに転じる方向感の無い展開で推移した。
ただ、直近IPO銘柄の一角には買いが集まった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で463億円だった。売買高は1億1054万株だった。
値上がり銘柄数は242、値下がり銘柄数は364となった。
 
個別では、ハビックスが年初来安値を更新。イメージ情報開発、フォーバル・リアルストレート、ディーエムソリューションズ、東洋合成工業、メディアリンクスが売られた。
 
一方、クリエアナブキが一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、カネ美食品、オーシャンシステム、歯愛メディカル、ULSグループなど9銘柄は年初来高値を更新。アール・エス・シー、エヌジェイホールディングス、ゼネテック、Speee、シダーが買われた。

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