日経ジャスダック平均は3日ぶり反落、取引手控え

日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。終値は前週末比78銭安い3924円30銭と安値引けだった。前場は値上がりする銘柄が多かったが、後場は時間がたつとともにマイナスに転じる銘柄が増えた。2020年9月~21年2月期の連結決算で赤字幅が拡大した出前館が大幅安となり指数を押し下げた。
マクドナルドやウエストHD、フェローテクが下落した。半面夢真HDやSpeee、ワークマンは上昇した。24日に上場したシキノHTなどの商いが多かった。
市場では「既上場銘柄の決算発表を4月下旬以降に控え、取引が手控えられている。勢いのある直近の新規株式公開(IPO)銘柄に投資家の関心が向かった」との指摘があった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で749億円、売買高は1億703万株だった。値上がり銘柄数は251、値下がり銘柄数は383となった。
 
個別では、かんなん丸、アースインフィニティ、イー・ロジットが昨年来安値を更新。アトムリビンテック、ファミリー、出前館、ジェイエスエス、タカギセイコーが売られた。
 
一方、シキノハイテック、グラファイトデザインがストップ高。大本組、第一建設工業、コモ、夢真ホールディングス、ケア21など16銘柄は昨年来高値を更新。日本パレットプール、両毛システムズ、ガーラ、歯愛メディカル、リリカラが買われた。

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