日経ジャスダック平均株価は小幅に反落し、午前の終値は同58銭安の3417円13銭だった。
14日の日経平均株価は上値の重さが意識され、ジャスダック市場でも利益確定売りが優勢となった。決算発表などを受けた個別物色にとどまった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で391億円、売買高は6798万株だった。
市場では「新興企業株では空売りができる銘柄が限られ、ショートカバー(買い戻し)も入りにくい」ことが上値の重さにつながっているとの見方があった。
値上がり銘柄数は275、値下がり銘柄数は290となった。
個別では、メディシノバ・インク、小田原機器がストップ安。大塚家具は一時ストップ安と急落した。シベール、大井電気、ツクイスタッフは昨年来安値を更新。壽屋、シンクレイヤ、ナビタス、ヒーハイスト精工、極東産機が売られた。
一方、イメージ情報開発がストップ高。AKIBAホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ヒビノ、トシン・グループ、WDI、サン電子、精工技研など6銘柄は昨年来高値を更新。リリカラ、アズジェント、協立エアテック、桂川電機、サンユー建設が買われた。
