日経ジャスダック平均は3日ぶり反落、利益確定の売り

日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比5円13銭安の3412円58銭だった。
同日の日経平均株価が反落し、日本株全体の上値の重さを意識した利益確定の売りが新興企業株にも優勢になった。バイオ関連株などに買いが集まった面もあり、相場全体の方向感は乏しかった。続伸したラクオリアの売買代金が227億円と急増し、1銘柄でジャスダック全体の3割強を占めた。ジャスダック市場の売買代金は概算で717億円と昨年12月25日以来およそ2カ月ぶりの多さとなった。売買高は1億3824万株だった。
 
値上がり銘柄数は290、値下がり銘柄数は333となった。
 
個別では、アルファクス・フード・システム、メディシノバ・インク、小田原機器がストップ安。大塚家具は一時ストップ安と急落した。シベール、大井電気、NKKスイッチズ、ツクイスタッフ、エージーピーは昨年来安値を更新。イメージ ワン、ナビタス、シンクレイヤ、ヒーハイスト精工、クラスターテクノロジーが売られた。
 
一方、フーマイスターエレクトロニクス、スペースシャワーネットワークがストップ高。イメージ情報開発、シンバイオ製薬、AKIBAホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ヒビノ、トシン・グループ、WDI、ビーイング、サン電子など7銘柄は昨年来高値を更新。ケアサービス、岡藤ホールディングス、リリカラ、アズジェント、小田原エンジニアリングが買われた。

 

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