日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比2円71銭安い3937円23銭だった。
値動きが堅調な東証1部上場銘柄を物色する動きが目立ち、新興企業株への資金流入が細った。日経平均株価の大幅上昇を受けて朝方は小高く推移する場面もあったが、買いは続かなかった。
前週大きく値を上げた銘柄に利益確定売りが出て、全般にさえない展開となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で675億円、売買高は1億4350万株だった。値上がり銘柄数は333、値下がり銘柄数は312となった。
個別では、やまねメディカル、岡藤ホールディングスが一時ストップ安と急落した。シンクレイヤ、ヒップ、クルーズ、nms ホールディングス、ウェッジホールディングスなど26銘柄は年初来安値を更新。クロスキャット、ニッポン高度紙工業、ラクオリア創薬、三信建設工業、ルーデン・ホールディングスが売られた。
一方、Shinwa Wise Holdings、スパンクリートコーポレーション、理研グリーンがストップ高。システムズ・デザインは一時ストップ高と値を飛ばした。ナカボーテック、やまねメディカル、ファンドクリエーショングループ、ZOA、クリエアナブキなど17銘柄は年初来高値を更新。五洋インテックス、第一商品、JALCOホールディングス、スマートバリュー、レカムが買われた。
