日経ジャスダック平均は3日ぶり反発した。前日比15円53銭高の3382円86銭だった。
米中首脳会談が開催されることが決まったことから、米中貿易摩擦の過度な懸念が薄らいだことで、投資家のリスク回避姿勢が後退した。こうしたなか、前日の米国株の大幅高や日経平均の急反発もあり、ジャスダック市場にも買いが広がった。
また、時価総額上位銘柄や電子部品などといった中国関連株などを中心に値を上げる銘柄が増えていた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で382億円、売買高は9307万株だった。
値上がり銘柄数は410、値下がり銘柄数は173となった。
個別では、フジタコーポレーション、サンオータスがストップ高となった。第一建設工業、幼児活動研究会、日東ベスト、プロパスト、No.1など12銘柄は年初来高値を更新した。共栄セキュリティーサービス、メイコー、オリコン、大木ヘルスケアホールディングス、ETSホールディングスが買われた。
一方、ヒューマンホールディングス、東葛ホールディングス、ホリイフードサービス、トレードワークス、アトミクスなど13銘柄が年初来安値を更新した。ジェイ・エスコムホールディングス、ソフィアホールディングス、日本テレホン、アマガサ、ニチリョクが売られた。
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