日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比24円16銭(0.66%)高い3667円80銭だった。
「米国でのインフレや連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めの織り込みが一巡した」といい、3営業日ぶりに上昇した。ジャスダック平均は上昇してスタートしたが、寄り付き直後は戻り売りが優勢となり一時マイナス圏に転落した。ただ、朝方の上昇後に一時失速した日経平均がすぐに切り返して強い動きを見せるとジャスダック平均も連れ高に、大引けにかけてじりじりと上げ幅を拡げてほぼ高値引けとなった。新興市場では大幅下落を強いられていたマザーズ銘柄中心に物色が向かっており、他指数と比較してジャスダック平均の上昇幅は限定的だった。
ハーモニックや出前館は上昇した。半面、セイファートやフルヤ金属は下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で627億円、売買高は7267万株だった。
値上がり銘柄数は393、値下がり銘柄数は199となった。
個別では、アルテ サロン ホールディングス、ビーマップがストップ高。グラファイトデザイン、セイファートなど4銘柄は昨年来高値を更新。芝浦電子、出前館、アイビー化粧品、UEX、エスイーが買われた。
一方、クルーズ、グッドライフカンパニー、アマガサ、ジェーソン、ネクストジェンなど13銘柄が昨年来安値を更新。KYCOMホールディングス、オールアバウト、ティビィシィ・スキヤツト、フルヤ金属、白鳩が売られた。
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