日経ジャスダック平均は3日ぶり反発、景気敏感株に買い

日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比11円54銭高い3435円20銭だった。
朝方は前日の下落による個人投資家のマインド悪化を背景に売りが先行して始まった。

ただ、海外メディアが「米中当局者、貿易合意に向けた問題の大半を解消」などと報じたことから、交渉の進展期待が高まるとともに買い戻しの動きが強まり、日経平均が上げ幅を拡大。ジャスダック市場でも買い戻しの動きにつながった。
ハーモニックなど景気敏感株に買いが入った。他では、半導体や機械など中国関連株が上昇した。

一方で、先行き警戒感が完全に払しょくされたと言いづらく、買い一巡後は様子見ムードも窺えた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で466億円、売買高は7408万株だった。
値上がり銘柄数は331、値下がり銘柄数は261となった。

個別では、三東工業社、UTグループ、B-R サーティワンアイスクリーム、木徳神糧、レイなど18銘柄が年初来高値を更新。中央化学、細谷火工、ルーデン・ホールディングス、ポエック、マリオンが買われた。
 
一方、大成温調、クルーズ、成学社、滝沢ハム、きょくとうなど24銘柄が年初来安値を更新。サカイホールディングス、日邦産業、イナリサーチ、東邦レマック、エヌ・シー・エヌが売られた。
 

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