日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比53円75銭高い3531円94銭だった。米国の低金利政策が長期化するとの見方から投資家心理が改善して東証1部の主力株が上昇した。
新興市場でも時価総額の上位銘柄に加え、好材料の出た銘柄に資金が集まった。
ワークマンやマクドナルドが上昇したほか、電子ペーパータグの新製品を発売すると発表したエスケーエレが買われた。
伸び悩んで終わった日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)とは対照的に、マザーズと日経ジャスダックの両指数は大引けにかけて持ち直しており、個人投資家の心理は悪くないようだ。ジャスダック市場の売買代金は概算で462億円、売買高は1億229万株だった。
値上がり銘柄数は520、値下がり銘柄数は111となった。
個別では、アルファクス・フード・システム、ミナトホールディングス、日本テレホンがストップ高。ケア21、ULSグループ、ティビィシィ・スキヤツト、Eストアー、東映アニメーションなど10銘柄は年初来高値を更新。アビックス、KYCOMホールディングス、田中建設工業、SYSホールディングス、OSGコーポレーションが買われた。
一方、アルファグループ、オンキヨー、アンビスホールディングスが年初来安値を更新。麻生フオームクリート、ジェイホールディングス、ランシステム、キタック、ブロードメディアが売られた。
目次
