日経ジャスダック平均は3日ぶり反発、戻り期待の買いが優勢

日経ジャスダック平均株価は小幅ながら3日ぶりに反発した。前引けは前日比1円04銭高の3975円63銭だった。
前日までの続落で短期的な過熱感が和らぎ、戻り期待の買いが優勢となった。米朝首脳会談の中止を嫌気する売りに押される場面もあったが、取引一巡後は勢いを取り戻した。
 
トランプ米大統領は米朝首脳会談の中止を発表した一方、北朝鮮との対話を継続する考えも示した。北朝鮮高官も会談に向けて譲歩する可能性を示し、市場では今後の進展へ期待する雰囲気がじわりと広がった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で383億円、売買高は6295万株だった。値上がり銘柄数は274、値下がり銘柄数は336となった。
 
個別では、木徳神糧、日本マクドナルドホールディングス、セキュアヴェイル、ANAP、アイルなど11銘柄が年初来高値を更新。岡藤ホールディングス、やまねメディカル、細谷火工、ULSグループ、キャピタル・アセット・プランニングが買われた。
 
一方、シンクレイヤ、クルーズ、ヒューマンホールディングス、AFC-HDアムスライフサイエンス、ハビックスなど19銘柄が年初来安値を更新。メディカル一光、ファミリー、日本銀行、グリムスが売られた。
 

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