日経ジャスダック平均株価も3営業日ぶりに反発した。終値は前日比13円95銭高い3610円08銭だった。ウクライナ情勢を巡る過度な懸念が後退し東京株式市場全般が全面高商状となり、新興市場も堅調な推移。ただ、物色の中心は東証1部銘柄で新興銘柄の動きは鈍かった。直近大幅に下落していた東証1部やマザーズ市場の銘柄への物色が中心で、ジャスダック市場はやや蚊帳の外状態、ジャスダック平均は他指数と比べると直近の下落に対する戻りが限定的だった。
東映アニメやアンビスHDが上昇した。半面、セリアや出前館は下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で449億円、売買高は6476万株だった。
値上がり銘柄数は353、値下がり銘柄数は227となった。
個別ではシンバイオ製薬、アルマードがストップ高。ウルトラファブリックス・ホールディングス、ユニバーサル園芸社、リリカラは昨年来高値を更新。フィスコ、フジトミ証券、セルム、Shinwa Wise Holdings、アンビスホールディングスが買われた。
一方、シンクレイヤ、太洋基礎工業、グッドライフカンパニー、ブロードバンドタワー、チエルなど21銘柄が昨年来安値を更新。細谷火工、ズーム、日本出版貿易、リベルタ、大日光・エンジニアリングが売られた。
