日経ジャスダック平均株価は3日ぶりに反発した。終値は前日比16円50銭高い3603円25銭だった。
主力の東証1部市場で指数寄与度の高い電子部品関連株が堅調に推移したことにより日経平均が上昇したほか、円相場も1ドル=108円台後半で落ち着いた動きとなっていたことから、個人投資家マインドが改善し、買い戻しの動きが先行した。
前日に下落していたことによる割安感もあり、個別に材料の出た銘柄を中心に買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で391億円、売買高は8117万株。
値上がり銘柄数は375、値下がり銘柄数は225となった。
個別では、fonfun、ウチダエスコがストップ高。栄電子は一時ストップ高と値を飛ばした。東北新社、日本サード・パーティ、オリエンタルコンサルタンツホールディングス、丸千代山岡家、エムケイシステムなど17銘柄は年初来高値を更新。AKIBAホールディングス、多摩川ホールディングス、フジタコーポレーション、トスネット、nms ホールディングスが買われた。
一方、プラップジャパン、ミクロン精密、かわでん、テーオーホールディングスが年初来安値を更新。トレイダーズホールディングス、日本創発グループ、セルシード、東洋合成工業、IMVが売られた。
