日経ジャスダック平均株価は3日ぶりに小幅に反発した。終値は前日比11円19銭高の3426円80銭だった。時価総額の大きな銘柄への買いが相場を支えた。ただ、医薬・バイオ関連が軒並み軟調で相場の上値は重かった。個人投資家の物色対象は値動きの軽い銘柄が中心で、相場全体としては方向感に乏しかった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で457億円。売買高は1億793万株だった。
値上がり銘柄数は343、値下がり銘柄数は260となった。
個別では、ケイブ、細谷火工がストップ高。ヒビノ、ホウライは昨年来高値を更新。ジャパンシステム、スパークス・グループ、協立電機、重松製作所、アクセスグループ・ホールディングスは値上がり率上位に買われた。
一方、エムティジェネックスがストップ安。スリー・ディー・マトリックスは一時ストップ安と急落した。ルーデン・ホールディングス、テノックス、イハラサイエンス、エスケーエレクトロニクス、エヌ・シー・エヌなど7銘柄は昨年来安値を更新。プリントネット、Nuts、イナリサーチ、SDエンターテイメント、シンバイオ製薬は値下がり率上位に売られた。
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