日経ジャスダック平均は3日ぶり反発、利益確定売り

日経ジャスダック平均株価は3日ぶりに小幅に反発した。終値は前日比2円69銭高い3953円28銭だった。午後にかけて東証1部の主力銘柄が下げ渋り、投資家心理の悪化に歯止めがかかった。大引けにかけて新興企業株に見直し買いが入り、指数は上昇に転じた。
 
朝方から売りが優勢となる場面が多かった。世界景気の回復鈍化懸念で東証1部の主力銘柄が軟調に推移し、新興株に利益確定や換金を目的とした売りが広がった。
シンバイオやウエストHDが上昇した。一方、マクドナルドやワークマンは下げた。成長鈍化への懸念でドーンも売られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で670億円、売買高は9435万株だった。値上がり銘柄数は280、値下がり銘柄数は327となった。
 
個別ではプロルート丸光がストップ高。協和日成、日東ベスト、ライフフーズ、ファブリカコミュニケーションズ、新潟放送など7銘柄は年初来高値を更新。テクノホライゾン、ウエストホールディングス、アイスコ、IGポート、Mipoxが買われた。
 
 一方、メディアリンクスが一時ストップ安と急落した。アクシーズ、ドーン、Shinwa Wise Holdings、出前館、JTPなど48銘柄は年初来安値を更新。太洋物産、トレードワークス、キタック、INEST、ロングライフホールディングが売られた。
 
 

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