日経ジャスダック平均は3日ぶり反発、上げ幅は限定的

日経ジャスダック平均株価は3日ぶりに反発した。終値は前日比5円03銭高い3386円58銭だった。前日の米国株高が好感されたが、上値は重かった。
東証1部の主力株が上昇したことで個人投資家の心理が上向き、時価総額の大きい銘柄を中心に買われた。ただ、上値では利益確定売りが出て、上げ幅は限定的だった。
 
市場からは、新型コロナウイルス関連銘柄と位置づけられる中京医薬や興研、重松製、出前館などが下げた。「最近の株価急落で個人の投資意欲が弱まっている」という。
「個人投資家が押し目を拾う一方、機関投資家が新興株の持ち高を減らし上値を抑えている」との見方があった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で368億円、売買高は7080万株。
値上がり銘柄数は354、値下がり銘柄数は258となった。
 
個別では、地域新聞社、高見沢サイバネティックスがストップ高。ニッパンレンタルは一時ストップ高と値を飛ばした。日本ユピカは昨年来高値を更新。コックス、ジェイ・エスコムホールディングス、ジャパンシステム、岡山製紙、ANAPが買われた。
 
一方、協和日成、出前館、ジェイホールディングス、シーズメン、ジョルダンなど10銘柄が昨年来安値を更新。ウチダエスコ、fonfun、暁飯島工業、東洋合成工業、藤田エンジニアリングが売られた。

 

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