日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比2円55銭高い3423円31銭だった。中国本土株高や新型コロナウイルスのワクチン開発への期待から日経平均株価が上昇。新興市場でも投資家心理がやや改善し、好材料の出たバイオ関連を中心に買いが入った。
一方、国内の新型コロナの新規感染者数は高止まりしている。経済活動に悪影響が出るとの懸念は続き、上値は重かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で482億円、売買高は8767万株だった。
値上がり銘柄数は304、値下がり銘柄数は307となった。
個別では、クラスターテクノロジー、小田原エンジニアリング、大日光・エンジニアリング、スリー・ディー・マトリックス、ウッドフレンズなど6銘柄がストップ高。ASIAN STARは一時ストップ高と値を飛ばした。守谷商会、ナフコ、ジェーソン、オーシャンシステム、モーニングスターなど8銘柄は年初来高値を更新。エヌジェイホールディングス、スーパーバリュー、クルーズ、テラ、カンセキが買われた。
一方、Speee、ぱど、パウダーテック、清和中央ホールディングス、鴨川グランドホテルが年初来安値を更新。ベクター、セキチュー、ブロッコリー、五洋インテックス、プロルート丸光が売られた。
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