日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前週末比14円41銭高い3419円88銭となった。前週末の米株高を受け、週明けの東京株式市場で東証株価指数(TOPIX)が堅調に推移し、新興市場で個人の投資家心理が上向いてIT(情報技術)関連やゲーム関連などに買いが入った。
2020年3~5月期の単独税引き益が大幅増益になったブロッコリーが買われたほか、プロルートやセリアが上昇した。半面、テラやワークマン、東洋合成は下落した。直近の新規株式公開(IPO)のスピーが売られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で314億円、売買高は5897万株。値上がり銘柄数は378、値下がり銘柄数は197となった。
個別では、田中建設工業、守谷商会、セリア、オーシャンシステム、内外テックなど11銘柄が年初来高値を更新。ルーデン・ホールディングス、ブロッコリー、システム・ロケーション、ピクセルカンパニーズ、プラコーが買われた。
一方、リーダー電子、銀座山形屋、鴨川グランドホテルが年初来安値を更新。IGポート、SAMURAI&J PARTNERS、リプロセル、アイ・ピー・エス、カンセキが売られた。
目次
