日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比26円95銭高い4027円58銭と、1990年7月16日以来およそ27年6カ月ぶりの高値を付けた。年明け以降の世界的な株高基調を背景に投資家が運用リスクを取る動きを強め、新興企業銘柄にも買いが入った。
日経平均株価が前日比208円高となった東証1部市場ほどの「派手さはなかった」(銀行系証券)と言うが、底堅さがうかがわれた。ジャスダック平均は利益確定売りを吸収しながら、終日プラス圏を維持してじり高推移となった
ジャスダック市場の売買代金は概算で1286億円、売買高は1億8635万株。
値上がり銘柄数は453、値下がり銘柄数は220となった。
個別では、アンドールがストップ高。パスポート、カルラ、ポエックは一時ストップ高となった。太洋基礎工業、佐藤渡辺、三信建設工業、暁飯島工業など50銘柄は昨年来高値を更新した。ラクオリア創薬やレカムが買われたほかフィスコが上げた。
半面、アルファグループが昨年来安値を更新した。細谷火工やヴィスコ、ABホテルが下げた。
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