日経ジャスダック平均は15日ぶり反落、利益確定の売り優勢

日経ジャスダック平均は15日ぶり反落した。前日比11円73銭安い3382円80銭だった。
米政治の先行き不透明感を背景にした前日の米国株安や、円安・ドル高一服も重しとなり、売りが先行した。
前日までに14日続伸していたこともあり、いったん利益を確定しようと直近の高値圏にある銘柄を中心に売りが優勢となり、最近の株価上昇で高まった過熱感を冷ますスピード調整局面を迎えた形となった。ワークマンやアミファ、セリアが下落した。
一方、市場からは「ゲーム関連株など値動きが活発な銘柄への投資意欲は依然として旺盛」との指摘が聞かれ、底堅さもうかがわれる展開だった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で402億円、売買高は5430万株。
値上がり銘柄数は247、値下がり銘柄数は376となった。
 
個別では、ゲンダイエージェンシー、アプライド、アクセスグループ・ホールディングス、エムティジェネックス、ハチバンが年初来安値を更新した。マサル、アミファ、NaITO、セキチュー、アストマックスが売られた。
 
一方、神田通信機がストップ高となり、共同ピーアール、HAPiNSは一時ストップ高となった。テクノアルファ、アーバネットコーポレーション、アエリア、ティビィシィ・スキヤツト、フジプレアムなど13銘柄は年初来高値を更新した。トライアイズ、タカギセイコー、ブロッコリー、ニッピ、ベクターが買われた。
 

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