日経ジャスダック平均は13日続伸、主力株に買い優勢

日経ジャスダック平均は13日続伸した。前日比2円97銭高い3388円44銭と、8月2日以来の高値となった。13日続伸は2017年2月10日~3月10日までの21日続伸以来、およそ2年半ぶり。
前日のNYダウなど主要米国株価指数は下落、外国為替市場で円高・ドル安が進んだことも投資家心理を冷やし日経平均が軟調に推移するなか、成長性の高い新興企業株に資金がシフトした。
ワークマンは連日で上場来高値を更新したほか、マクドナルドは約半年ぶりの高値を付けるなど時価総額の大きい主力株を中心に、買いが続いた。
市場では「投資余力が増した個人投資家の資金が時価総額の大きい新興株や新規株式公開(IPO)銘柄に流入している」との声があった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で358億円、売買高は4848万株だった。
値上がり銘柄数は295、値下がり銘柄数は310となった。
 
個別では、アミファ、両毛システムズがストップ高となり、クラスターテクノロジー、エム・エイチ・グループは一時ストップ高となった。マサル、アーバネットコーポレーション、テックファームホールディングス、ロングライフホールディング、トライアイズなど17銘柄は年初来高値を更新した。トミタ電機、クエスト、サン電子、ドーン、ベクターが買われた。
 
一方、日本エマージェンシーアシスタンス、エムティジェネックス、小僧寿しが年初来安値を更新した。ニックス、セキチュー、OSGコーポレーション、ソフィアホールディングス、山王が売られた。
 

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