日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比5円20銭高い3706円02銭となった。
米中貿易協議の進展を期待した米株高や日本の経済対策を評価する動きが継続し、日本株が堅調に推移するなか、新興市場でも強気な投資家心理を映した買いが優勢だった。既存店の月次動向といった株価材料を発表した銘柄などが物色された。
ハーモニックやユニバーサルが高い。2020年2月期に入り初めて既存店売上高が増加したコックスは大幅高となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で342億円、売買高は3691万株だった。値上がり銘柄数は340、値下がり銘柄数は229となった。
個別では、大谷工業、コックスがストップ高。イワブチは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、安江工務店、オリエンタルコンサルタンツホールディングス、グリムス、昭和パックスなど25銘柄は年初来高値を更新。日本一ソフトウェア、日本エマージェンシーアシスタンス、グローム・ホールディングス、旭化学工業、エイアンドティーが買われた。
一方、トミタ電機、タツミ、fonfun、応用技術、エスエルディーが売られた。
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