日経ジャスダック平均は11日続伸、個人投資家の買い

 
日経ジャスダック平均株価は11日続伸した。終値は前週末比26円07銭高い3121円76銭だった。2019年11月22日~12月11日(14日続伸)以来の連続上昇となった。
個人投資家の買いが継続し、3月6日以来、1カ月半ぶりの高値で終えた。
前週末の米国株の上伸を反映し投資マインドが改善し、買いが先行した。
「信用取引で短期的な値上がり益を狙う個人投資家の買いが株価を押し上げた」とみられる。ジャスダック平均はきょうで11連騰を演じたが、市場では「日々の上昇率は2%にも満たないだけに、過熱感が台頭しているとは言い難い」との指摘も聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で396億円、売買高は9205万株だった。
値上がり銘柄数は408、値下がり銘柄数は228となった。

個別では、イメージ情報開発、ディーエムソリューションズ、アクセスグループ・ホールディングス、コーユーレンティア、ミアヘルサがストップ高。ワンダーコーポレーション、コンピューターマネージメント、ソフィアホールディングス、日本アイ・エス・ケイは一時ストップ高と値を飛ばした。Eストアー、ゼネテック、ズーム、プロルート丸光、遠州トラックなど6銘柄は年初来高値を更新。細谷火工、鈴茂器工、オービス、アスコット、アール・エス・シーが買われた。
 
一方、エヌアイシ・オートテック、スターツ出版が年初来安値を更新。アルバイトタイムス、愛光電気、ゲンダイエージェンシー、中央化学、国際チャートが売られた。

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