日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比21円98銭高い3921円76銭となった。一時は3921円97銭と、取引時間中としては2020年1月24日以来約1年2カ月ぶりの高水準となった。
米国の金融緩和が長期化するとの見方から前日のNYダウ工業株30種平均が最高値を付けた。国内の新興市場でも投資家心理が強気に傾き、新興市場も買いが優勢だった。
アピリッツやシンバイオ、ガーラが上昇した。半面、メディアLやビジョナリー、田中化研は下落した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で324億円、売買高は6350万株。値上がり銘柄数は413、値下がり銘柄数は190となった。
個別では、アピリッツがストップ高。東葛ホールディングス、クラスターテクノロジーは一時ストップ高と値を飛ばした。東武住販、アトムリビンテック、北川精機、テクノホライゾン、エヌ・シー・エヌなど10銘柄は昨年来高値を更新。ガーラ、日本銀行、ヒビノ、東洋合成工業、コスモ・バイオが買われた。
一方、ニックス、ビジョナリーホールディングス、ヤマックス、セーラー広告、東邦レマックが売られた。
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