日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比46円85銭安い3892円38銭だった。
見切り売りや利益確定売りに押される銘柄が多く、新興企業市場は軟調な展開が続いた。
ジャスダック平均は続落してスタートすると、そのまま下げ幅を拡大。引けにかけても下げ渋ることなく下げ幅をさらに拡大し、終日マイナス圏での推移となった。マザーズ指数が本日も年初来安値を更新するなか、個人投資家の含み損益は相当に悪化していると見受けられ、ジャスダック市場にも見切り売りが嵩んだ。フェローテクや星医療が下落した。半面、プロルートやマクドナルドが上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で837億円、売買高は9270万株だった。
値上がり銘柄数は142、値下がり銘柄数は471となった。
個別ではネオマーケティングがストップ安。ランシステムは一時ストップ安と急落した。インターライフホールディングス、地域新聞社、タウンニュース社、JTP、YKTなど73銘柄は年初来安値を更新。日本エマージェンシーアシスタンス、星医療酸器、夢みつけ隊、イー・ロジット、太洋物産が売られた。
一方、プロルート丸光、京極運輸商事がストップ高。大東港運は一時ストップ高と値を飛ばした。シダックス、Mipox、SEMITEC、壽屋、日本出版貿易など6銘柄は年初来高値を更新。セルム、山王、エコミック、カンセキ、大阪油化工業が買われた。
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