日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比22円90銭安い3423円39銭となった。
米中貿易摩擦の再燃への警戒感が高まり、新興株市場でも売りが膨らんだ。為替市場における円高推移も個人投資家のセンチメントを悪化させている。
「個人投資家の短期資金は(ヤフーの連結子会社化を発表した)東証1部のソフトバンク(SB)株に向かった」との声も聞かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で293億円、売買高は5418万株。値上がり銘柄数は141、値下がり銘柄数は430となった。
個別では、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所が一時ストップ安と急落した。クルーズ、地域新聞社、博展、滝沢ハム、KG情報など21銘柄は年初来安値を更新。ヒップ、ザインエレクトロニクス、ニチダイ、文教堂グループホールディングス、SEMITECは値下がり率上位に売られた。
一方、環境管理センターがストップ高。タツミは一時ストップ高と値を飛ばした。SHINWA Wise Holdings、銚子丸、バッファロー、ミヤコ、ビーマップなど9銘柄は年初来高値を更新。ジョルダン、タカギセイコー、マツモト、遠州トラック、日邦産業が買われた。
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