日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比14円90銭安い3919円49銭となった。
英国が行動規制の強化に踏み切るなど、世界的に新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」への懸念が根強く、新興市場でも売りが出ている。海外市場を見渡しても香港ハンセン指数や時間外取引のNYダウ先物がやや軟調に推移している。後場の日経平均は重要イベントを前に様子見ムードが広がり、戻りの鈍い展開になりそうだ。
シーズメンや出前館、ウエストHDが下落した。半面、マクドナルドやアイフリークは上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で391億円、売買高は4140万株。値上がり銘柄数は207、値下がり銘柄数は346となった。
個別では出前館、セリア、ニッポン高度紙工業、テンダ、サンエー化研など10銘柄が年初来安値を更新。ティビィシィ・スキヤツト、共和工業所、トレードワークス、ランドネット、白鳩が売られた。
一方、アイフリークモバイル、ユニバーサル園芸社、中野冷機、光・彩が年初来高値を更新。フルヤ金属、ティムコ、田中化学研究所、プラコー、ソフィアホールディングスが買われた。
