日経ジャスダック平均は続落、日経平均全面安受け

日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比40円09銭安い3439円42銭だった。7月18日以来、2週ぶりの安値で終えた。
トランプ米大統領が1日、対中制裁関税の第4弾を9月1日に発動すると表明。外国為替市場で1ドル=107円台前半と急速に円高が進んだことで、東証一部市場はほぼ全面安となった。リスク回避ムードが強まる中、ジャスダック市場でも投資家心理が悪化、売りが優勢となり、安値引けとなった。
ジャスダック、マザーズの両市場とも7割超の銘柄が値下がりした。7月の既存店販売が好調だったワークマンなど、買い手掛かりがあった銘柄には買いが集まった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で318億円、売買高は5332万株だった。
値上がり銘柄数は109、値下がり銘柄数は515となった。
 
個別では、テラ、プラネット、ヒューマンホールディングス、テリロジー、カイノスなど15銘柄が年初来安値を更新した。日本コンピュータ・ダイナミクス、UTグループ、ETSホールディングス、GMOペパボ、明豊エンタープライズが売られた。
 
一方、アルテ サロン ホールディングス、Shinwa Wise Holdings、システム・ロケーション、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、エムケイシステムなど6銘柄が年初来高値を更新した。アサカ理研、東映アニメーション、キムラ、ヤマウ、LCホールディングスが買われた。
 

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