日経ジャスダック平均株価は小幅に続落した。終値は前日比22銭安い3450円48銭だった。
前日の米株高などが好感され個人投資家などの旺盛な買い意欲を背景に朝方は買いが優勢だったが、休日を前に利益確定売りや手じまい売りも出て、株価指数の上値を抑えた。
また、家庭用ゲーム機の中国での販売承認に関する期待から「個人投資家の関心が任天堂やその周辺銘柄に移っている」といい、新興銘柄への資金流入が細った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で346億円と前日(454億円)に比べ減少した。売買高は8000万株だった。値上がり銘柄数は341、値下がり銘柄数は262となった。
個別では、クルーズ、ブロッコリー、東葛ホールディングス、マックスバリュ九州、ワイエスフードなど19銘柄が年初来安値を更新。サンメッセ、多摩川ホールディングス、カンセキ、アビックス、エムティジェネックスが売られた。
一方、ビーマップ、環境管理センターがストップ高。愛光電気は一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、ソーバル、プラマテルズ、プロパスト、No.1など18銘柄は年初来高値を更新。ベクター、メディシノバ・インク、Nuts、極東産機、リーダー電子が買われた。
