日経ジャスダック平均は続落、投資家心理の重荷

日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比19円65銭安い3904円65銭となった。
日経平均の底堅さとは裏腹に気掛かりな点が散見され、いまひとつすっきりしない「新年度相場入り」という感は拭えない。
市場では「米投資会社の巨額損失を巡る不透明感から相場が混乱すれば、新興市場の銘柄にも売りが及ぶとの警戒感が投資家心理の重荷となっている」との声が聞かれた。
 
シンバイオやワークマン、ハーモニックが下落した。半面、マクドナルドやフェローテク、東洋合成は上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で402億円、売買高は9196万株。値上がり銘柄数は260、値下がり銘柄数は358となった。
 
個別では、イー・ロジットが昨年来安値を更新。SDエンターテイメント、ホリイフードサービス、久世、佐藤渡辺、大成温調が売られた。
 
一方、ケイティケイがストップ高。ジオコードは一時ストップ高と値を飛ばした。クルーズ、ケア21、香陵住販、大阪油化工業、横田製作所など10銘柄は昨年来高値を更新。小倉クラッチ、東洋合成工業、ヒーハイスト、セレスポ、オプトエレクトロニクスが買われた。

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