日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比17円54銭安い3953円54銭だった。
前日の米国株の大幅安や新型コロナウイルス変異株の感染拡大懸念を受けて投資家心理が悪化し、売りが優勢となった。プロルートやアルマードが下落した。半面、テーオーHDやシンバイオは上昇した。
新興市場でも「(変異株拡大で)経済正常化期待が後退し、景気敏感株を中心に幅広い銘柄で売りが広がった東証1部市場と同様の動きが出た」という。
ジャスダック市場の売買代金は概算で533億円、売買高は1億2030万株だった。値上がり銘柄数は188、値下がり銘柄数は433となった。
個別ではインターライフホールディングス、出前館、JTP、YKT、スーパーバリューなど35銘柄が年初来安値を更新。サン電子、アルマード、プロルート丸光、ファブリカコミュニケーションズ、イボキンが売られた。
一方、日本電技、トシン・グループ、エスイー、エヌアイシ・オートテック、元旦ビューティ工業など11銘柄が年初来高値を更新。テーオーホールディングス、ザインエレクトロニクス、オプトエレクトロニクス、幸和製作所、日本エマージェンシーアシスタンスが買われた。
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