日経ジャスダック平均は続落、投資家心理が悪化

日経ジャスダック平均株価は大幅に続落した。
終値は前週末比101円00銭安の4169円26銭だった。下げ幅は2016年2月以来、およそ2年ぶりの大きさとなった。
2日の米株安を受けて個人を中心に投資家心理が悪化した。東証1部市場などの下落が波及し、新興市場も値がさ株などに売りが先行した。ただ、市場からは「材料のある銘柄には買われるものもあり、個別に手掛かりを探る展開が続く」との指摘も聞かれた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で1213億円、売買高は1億5476万株だった。
値上がり銘柄数は78、値下がり銘柄数は633となった。
 
個別では、医学生物学研究所、フロイント産業、OSGコーポレーション、Nutsが昨年来安値を更新。アール・エス・シー、ショーエイコーポレーション、歯愛メディカル、シンクレイヤ、メイコーが売られた。
 
一方、IGポートがストップ高。カッシーナ・イクスシー、日本テレホンは一時ストップ高と値を飛ばした。東北新社、和弘食品、やまみ、大和コンピューター、エムケイシステムなど17銘柄は昨年来高値を更新。ポエック、メディシノバ・インク、カーディナル、セプテーニ・ホールディングスが買われた。

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