日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比35円66銭安い3369円53銭だった。米中貿易協議の合意期待が後退し、日経平均株価が大幅に下げて投資家心理が弱気に傾いた。企業の決算発表が相次ぐなか、ナカニシなど業績が低調と受け止められた銘柄に売りが出て、相場の重荷になった。
大引けにかけて下げ幅を拡大した。市場では「バイオに替わる投資テーマに欠け、個人投資家の資金が新興企業向け株式市場に流入しにくくなっている」との声が出ていた。
売買代金は概算で458億円、売買高は7056万株だった。値上がり銘柄数は143、値下がり銘柄数は484となった。
個別では、シベールがストップ安。KG情報、日東ベスト、IGポート、NKKスイッチズ、ツクイスタッフなど11銘柄は昨年来安値を更新。アテクト、アイビー化粧品、秋川牧園、フルヤ金属、ホロンが売られた。
一方、平賀がストップ高。トシン・グループ、GMOペパボ、オリコンは昨年来高値を更新。UTグループ、ストリームメディアコーポレーション、協立電機、オールアバウト、日本サード・パーティが買われた。
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